fc2ブログ

出張勉強会を行いました


今回、介護保険サービス事業者調布連絡協議会よりご依頼があり、平成30年1月26日(金)に
『身体介護技術研修~ベッド上及び車いす上での食事介助~』
について講義の機会をいただきました。

180209_2.jpg


180209_1.jpg


(大橋より)
食事介助についての話であったので姿勢も大きく関わる内容です。
その為、東京リハビリ訪問看護ステーションEast所属の言語聴覚士・大橋と東京リハビリ訪問看護ステーション調布所属の理学療法士・照原と二人でお話しさせていただきました。

食事介助のやり方とは言え、誤嚥性肺炎の説明や嚥下のメカニズム、認知症の人への食支援のポイントなどがあっての実技による介助のテクニックの話です。実際に介助される側になった時に介助者の動きがどう見えるか、姿勢一つで食物の見えづらさが変わることなどを体験していただきました。

講義した内容からひとつ挙げるとすれば、人は食べ物を目で見て認識しないと味がわかりづらくなる点があります。介助者はしっかりスプーンにのった食物を見せているようで、実はスプーンと目の距離が近すぎて焦点が合いづらい位置にあったりなどします。自分が介助を受ける側として体験することで、いろいろな事に気付いていただけたようです。

ヘルパーさんや介護士さん達も初めてベッド上で寝た状態で食べる経験をされたそうです。受ける側に立つといろいろな事が見えてきますので、あらゆる介助方法などは実際に受けて確認してみた方がいいですね。
福祉用具3社がベッドとリクライニングの車椅子を持ってきてくださいましたので、どのようにポジショニングをしていくかの点に関しても照原他、当社の他療法士たちや看護師も説明・フォローしてもらいつつ行うことができました。

最後のアンケートでも大変良かったとの声がほとんどでした。
総論的な内容でもありましたので、細かい点についてもっと掘り下げて聞きたかったという意見もあり嬉しかったです。

(照原より)
理学療法士 照原の方では、ポジショニングというテーマでお話をさせていただきました。ベッド上でポジショニングを実施するために、注意すること、評価の見方などを中心にお話しました。
まず、外部講師をすることは、初めてであり緊張しました。違った職種の方に伝えるためには、感じ方も違うので、言葉使いには注意しました。

10分程度の短い話でしたが、人に伝えるにはどのように話をしたらいいか、もっと勉強しなければと思いました。講義を聞いている方々の表情をみても伝わっているのか不安になりました。

講義後には、実際のベッド、車いすを利用し、いろいろな姿勢で食事をしてみるという体験をしていただきました。その際には、首の位置やベッドの角度によって食べやすさや利用者様の視野がどのように変化するかが理解していただけたかと思います。

研修会後にも質問頂いたりして、普段の職場でポジショニングの重要性を感じてもらえたようで、よかったと思います。
このような機会をいただきありがとうございました。

180209_3.jpg
スポンサーサイト



姿勢と歩き方についての勉強会

去る2月19日、地域包括支援センターこまえ正吉苑よりご依頼いただいた勉強会が野川地域センターにて行われました。

今回のテーマは、弊社の理学療法士 矢野による
『姿勢と歩き方について』
私、事務の三島が同行いたしました。

参加してくださった方の姿勢をチェックすることから始まり、今の生活を保つために良い姿勢と歩くことの重要性、また、悪い姿勢に伴う弊害を講義し、最後に軽い運動を行いました。

今回の参加者は男性1人を含む7人で、運動教室のお仲間だそうです。

色々な場所で行われる運動教室に積極的に参加されているだけあり、皆様ハツラツとしていて、背筋もピーンと伸びている方ばかりでした。
その中には、89歳の方がお二人いらしたのですが、背筋を伸ばし毅然と歩く姿を拝見して、40数年後、私はこんなに元気でいられるだろうか…と思うほどお元気でした。

IMG_1213.jpg

専門的な知識のない私は、講義中疑問に思うことを矢野療法士に質問するのですが、参加者の方が私の質問に答えてくださることもしばしば
このようなアットホームな雰囲気の中で、楽しい時間を過ごさせていただきました。
帰り際、参加者の一人が私にこうおっしゃったのがとても印象に残っています。

「言いたいことを言える仲間がいるから元気でいられるのよ!
私はこの時期、気持ちが落ちてしまうのだけれど、皆がいつも声をかけて連れ出してくれるから有り難い」
と。

歩くということは、高齢者にとって単なる移動手段の確保だけではなく、家庭・社会での役割や生きがいなど、大きな意味を持っていることを実感し、大変勉強になりました。

私は勉強会に何度か参加させていただいていますが、参加者の方々は私に必ず

「若い人はいいわね、元気をもらえる」とおっしゃいます。

毎回思うのですが、そのお言葉をそのままお返ししたい。
「いくつになっても生きる喜びや楽しみを見つけ、日々努力をしている大先輩方の姿から私が元気をもらっているんですよ!」と。

またいつの日か皆様にお会いできる日を楽しみにしています。


調布事務 三島 明子

こまえ正吉苑よりご依頼の介護予防教室 最終回

地域包括支援センターこまえ正吉苑より介護予防教室のご依頼をいただき、谷戸橋地区センターにて勉強会を行いました。
第6弾は「体の介護予防 上級編」! 
作業療法士の吉田所長・狛江が地元というスタッフの三島・看護師の笹本の3人でお伺いしました。

6月から始まった勉強会も今回で最終回ということで、いつもよりたくさん体を動かしました。体操で使用する棒は、記念に持ち帰ってもらえるよう、作るところからはじめました。
新聞紙を丸めて、ビニールテープで留める。カラフルなテープを見て「どの色がいいかしら?」と和気あいあいと制作していただけました。両手で持って行う運動からスタート。
IMG_7733.jpg

IMG_0927.jpg IMG_0929.jpg

リラックスタイムもあり、「気持ちいいわ〜」とあちこちから聞こえてまいりました

私は第5回、第6回と参加させていただき、皆さんと楽しい時間を過ごさせていただきました。
今回のクールは一旦終わりとなりますが、またご一緒できる日を楽しみにしております。

東京リハビリ訪問看護ステーション調布
看護師 笹本

【熱中症についての勉強会】

8月12日、地域包括支援センターこまえ正吉苑よりご依頼いただいた勉強会を谷戸橋地区センターにて行いました。
今回は3回目、看護師の金子(かねこ)と私、三島(みしま)が吉田所長に同行いたしました。

お盆休みの真っただ中にも関わらず、10人ほどが足を運んでくださいました。

毎回参加してくださってる方が、
「今日は友達を連れてきたわよ~、楽しいから来なさいよって朝電話したの」
と、受付にいる私に声をかけていただき、嬉しかったです。]

今回の勉強会内容は、この暑い時期タイムリーな
【熱中症について】でした。

熱中症の症状、予防法の講義はもちろん、経口補水液の作り方、
最後には、リンパの流れを良くするストレッチや体幹を鍛える軽い運動を実施しました。

吉田所長が行う運動は毎回好評で、参加者の方が

「色々なところの運動教室に行くけど、この足の動かし方はやったことない、 こんなやり方もあるのね~」

とおっしゃっていたのが印象的でした。

同じ地域で勉強会を実施させてもらっていますが、3回目ともなると一体感が生まれてきて、講義中に一つの話題で盛り上がったり、吉田所長の体型に突っ込んでくる方もいたりして、笑いがおこることもしばしば(*’▽’)

150825


15082502



勉強会という名のもとにご近所の方やお友達が集まって、楽しい時間を共有することにより、笑顔で帰っていただく…

サテライト調布に貼ってある経営理念

【ご利用者の自立した生活に貢献し、地域社会を元気にする】
にピッタリだな、とブログを書きながら思うワタクシでありました。


事務 三島

府中市 高次脳機能障害者支援促進事業 勉強会

先日、府中市の生活支援センターあけぼの様よりご依頼があり
「在宅における高次脳機能障害者のリハビリテーション」というお題で
在宅における高次脳機能障害をお持ちの方に対して、リハビリでどのような支援を行うことができるのかを、
私作業療法士 吉田(よしだ)と 言語聴覚士 大橋(おおはし)の二人で講演させていただきました。

20150811写真1

20150811写真2

障害を持ち、再就職を目指す方、自宅内での役割を担ってもらう方、その方によってさまざまと思いますが
実際に介入させてもらった実例をもとに、作業療法士・言語聴覚士の視点から発表いたしました。

脳卒中・脳挫傷など受傷し、入院を経て、在宅へ。
在宅生活の中でも、入院時の病院、在宅サービス(ヘルパー・訪問看護・リハなど)、外への活動資源(交流会・職場・就労支援・作業所・人との付き合い…)と関わりをもち、家族が連携を取りながら一緒に寄り添って、一歩一歩社会復帰に向けて頑張っています。

今回は地域の医療従事者の方、作業所の方、当事者、ご家族など様々な「高次脳機能障害」に関わりがある方々にご参加いただきました。地域の方と大いに交流させていただき自分たちの役割を改めて再確認できるいい機会にもなりました。

またぜひとも皆様と連携して、よりよいサービス提供を目指して業務に取り組んでいきたいです。


作業療法士 吉田 慎太郎
検索フォーム
プロフィール

東京リハビリ訪問看護ステーション 調布

Author:東京リハビリ訪問看護ステーション 調布
2015年10月に東京都調布市に開設した訪問看護ステーションです。お子様から高齢の方まで、障害・傷病の有無にかかわらず、お一人おひとりに合わせたケアを行うことで地域に貢献することを目指し、日々看護師・療法士が訪問しています。

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ